沼垂テラス商店街
- ロゴ

シャッター通り。シャッターが閉まったまま、衰退してしまった商店街を指します。このシャッター通りの典型だったにもかかわらず、見事に再生した商店街が新潟市にあります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
新潟市中央区にある沼垂地区は古くから湊町と栄えた地区で、その象徴の一つが『沼垂市場通り』と呼ばれる商店街でした。しかし、2000年代に入るとシャッター通り化。店主の高齢化、後継者不足などが原因です。営業している店はわずか6店という危機的状況に陥ったとき、この場所で大衆割烹店の二代目店主として活動していた経営者が再生に向けて動き出します。自分の店の向かいに、ソフトクリームと惣菜屋の店をオープンしたのです。
戦略意図
新たにオープンした店は評判となり、沼垂地区で店を出したいという希望者からの問い合わせがいくつもきました。しかし、ここで出店できるのは『沼垂市場通り』の組合員のみという規則があり、大きなハードルとなりました。そこで、大衆割烹店の二代目店主が土地建物を一括買い上げ。商店街の管理と運営を担う株式会社テラスオフィスを立ち上げました。「古くて新しい」をコンセプトとしてブランディング。長屋の外装はあえてそのまま残し、内装をリノベーションして、沼垂地区に新たな店が次々とオープンして行きました。
表現意図
『沼垂市場通り』は『沼垂テラス商店街』とネーミングを変えて再生しました。「沼垂」は「ぬったり」と読み、この響きがインパクトを残します。ロゴは「テラス」から発想して、「照らす」という意味を込めてデザインされているそうです。モチーフとなったのは、商店街を照らす、古き街灯。決して暗くならないように、未来を照らすように。『沼垂テラス商店街』はノスタルジーあふれる特別な空間となり、活気ある商店街として生まれ変わりました。