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玉造温泉

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バブルが終わり、『玉造温泉』は衰退期に入ります。そこからブランディングによって復活。『玉造温泉』の奇跡といわれる復活劇に迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『玉造温泉』は奈良時代から続く、島根県松江市にある温泉。バブル期は多くの人で賑わっていました。しかし、1990年代の半ばごろから活気を失っていきます。国内の経済が下降線を辿って観光客が減っていき、この状況に対する打開策を明確に見出せないままいたのです。再生をめざすには、各旅館がバラバラの状態では難しい。そこで、『玉造温泉』全体の地域ブランディングを実施しました。
戦略意図
まずは組織づくりから。自治会や商工会、福祉協会、旅館組合、観光協会からなる「玉造温泉街活性化プロジェクト会議」を組織し、従来の観光視点ではなく、街づくり視点からブランディング。自主的にゴミを拾い、足湯などの清掃をして、街全体を良くしようとしました。そして、『玉造温泉』は古来より美肌効果があるとされ、化学的に分析すると実際に効果があることがわかりました。そこで湯そのものを最大の強みに、「美肌温泉ボトル」や「温泉を使用したコスメ商品」を販売。「美肌・姫神の湯」の街として全国に広まり、再生を遂げました。
表現意図
『玉造温泉』のロゴは、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)をモチーフにしています。八尺瓊勾玉とは、日本神話に出てくる三種の神器の一つで、生命や再生、神聖なチカラなどに結びつけられて崇められていたようです。玉造という地名は、この地で八尺瓊勾玉を造ったとされるのが由来。長い歴史と神秘性を感じるデザインです。