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桜のジャージーのサプライヤー、‟3羽の鳥”はどんなブランド?

ラグビー・ワールドカップ(W杯)の日本代表のジャージーは白地に赤いラインの入った日の丸カラー。ファンがレプリカを着て観戦するのを心待ちにする一方、競技に縁のない人からは「ちょっと派手」と敬遠する声も聞こえる。前回大会は、日本の躍進に伴い関連商品が売り切れた。20日に始まる自国開催のW杯、ジャージーの人気はどこまで広がるのか。

日本代表にウエアを提供するスポーツ用品メーカー「カンタベリーオブニュージーランドジャパン」(東京都新宿区)がジャージーのレプリカを販売する。代表が着用するものと同じデザインで、大会ロゴや桜のエンブレムもあしらわれる。

W杯モデルは1万800円(税別)で、キッズ用は5300円(同)。各地のカンタベリーショップなどで計約20万枚の販売を予定している。カンタベリーによると売れ行きは「予想以上」で、既に10万枚近く売れたとみられる。

日本経済新聞 2019/9/17
着る!派手? ラグビーW杯、ジャージー人気広がるか


いよいよ開幕したラグビー・ワールドカップ日本大会。男たちの手に汗握る熱い戦いの一方で、当『ブランディングラボ』編集部としては見逃せないのが各国選手がまとう色鮮やかなユニフォームのサプライヤーだ。

‟オールブラックス”ことニュージーランド代表の「アディダス」、アルゼンチン代表の「ナイキ」、南アフリカ代表の「アシックス」といったおなじみのブランドとは別に、ラグビーの場合は普段見慣れないロゴマークが目立つ。

その代表的なものが「3羽の鳥(キーウィ)」のマークで知られる「カンタベリーオブニュージーランド」。カンタベリー社の創業は1800年代にまでさかのぼり、1925年から75年にわたりニュージーランド代表のユニフォームを提供し続けるなどラグビーとは長い歴史を共有する老舗中の老舗。今大会では我らが日本代表や強豪アイルランド代表など参加20国中7か国のユニフォームを提供しており、その認知はこれまで以上に高まりそうだ。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

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