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次世代スナックの傾向? 湖池屋の手が汚れない「ONE HAND」シリーズ

株式会社湖池屋(本社:板橋区/社長:佐藤章)は、手を汚さずに食べることができる“ONE HAND(ワンハンド)”形態を採用した新スタイルスナック「ONE HAND(ワンハンド)」シリーズを刷新し、「ワンハンド エナジーカラムーチョ レッドホットチリ」、「ワンハンド ドライカラムーチョ ブラックペッパー」を2019年4月8日(月)より全国・全チャネルにて発売することにあわせて、「ONE HAND(ワンハンド)」シリーズ発売記念“体感!どこでもワンハンド”キャンペーンを2019年4月8日(月)より実施します。

「ONE HAND(ワンハンド)」シリーズは、お客様のスナック菓子への不満点の一つである“手が汚れる”ということを解決できる商品として開発されました。

「ONE HAND(ワンハンド)」シリーズが実現した“ながら食べ”を、移動中やアウトドアシーンなど、今まで手が汚れてしまうためにスナック菓子が敬遠されがちであった場面で体感いただきたいとの想いから、どこにでも「ONE HAND(ワンハンド)」シリーズを携帯していただくのに便利な「湖池屋ONE HAND(ワンハンド)オリジナルカラビナ」を制作しました。

PR TIMES 2019/4/8
手が汚れない次世代スナック ONE HAND(ワンハンド)発売記念
“体感!!どこでもワンハンド”CP実施

生活に欠かせないアイテムとなった、スマートフォン(スマホ)。この便利な情報機器のお蔭で、さまざまなサービスが生まれ、逆に消滅していったものだが、生活習慣にも変化が生まれている。このスマホの普及により、売れ行きを大きく落とした商品がある。手が汚れる食べ物である。

ロングセラー商品である、森永製菓のチョコフレークが2019年をもって生産を終了するが、この原因として、スマホの普及により、食べるときのチョコのベタつきが手に残ることが敬遠され、売れ行きが落ちたことが影響したと報道されている。

「森永チョコフレーク」生産終了に関するお知らせとお詫び
https://www.morinaga.co.jp/contact/info/detail/15
森永製菓 ホームページ森永チョコフレーク生産終了の“意外”な理由
https://www.fnn.jp/posts/00369920HDK
FNNプライムニュース 2018/10/2

湖池屋は、最近、挑戦的な商品の販売で話題を呼ぶことが多くなっている。新商品として大ヒット商品となった「KOIKEYA PRIDE POTATO」や、ロングセラー商品を大幅にリニューアルした「スコーン」などである。

今回の商品は、味ではなく使い勝手という観点で商品開発を行ったところが、マーケティング戦略として興味深いところである。今後も湖池屋の斬新な発想が、菓子業界に影響を与えていくのか、注目である。

 

武川 憲(たけかわ けん)執筆
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 シニアコンサルタント・認定トレーナー
株式会社イズアソシエイツ シニアコンサルタント

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