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「BALMUDA(バルミューダ)」がつくる新しい家電のカタチ

高級トースター「ザ・トースター」など、個性的でデザイン性の高い白物家電を次々に発表する家電メーカーとして、量販店の家電売り場でも一目置かれる存在になったバルミューダ。
積極的な海外展開を進めた結果、いまやその売上高の約3割を韓国市場から得ていることは、あまり知られていない事実だ。2月12日、バルミューダは韓国で空気清浄機の新製品「バルミューダ ザ・ピュア(BALMUDA The Pure)」を発表した。同機は日本でも発売する製品だが、それに先駆けて韓国で披露した形だ。同社の寺尾玄社長は、その理由を「我々にとって韓国が重要なマーケットだから」と話す。

ビジネスインサイダー 2019/3/3
高級家電「ザ・トースター」のバルミューダはなぜ韓国で大ヒットしたのか

 

5,000円もあれば事足りるトースターというジャンルで20,000円を超える商品が売れている。パンがカリッと香ばしく、中はしっとりと焼き上がると評判の「バルミューダ」だ。

バルミューダは、家電にデザイン性と機能性を掛け合わせ、従来の大手家電メーカーとは違うベクトルから文字通り家電を“デザイン”しつづけている。これまでも凝ったデザインの家電や、高い機能性を持つ家電は存在した。しかし、それらを併せ持ったものはティファールやダイソンなどごく一部の欧米ブランドを除いてはほぼなかったと言っていい。その点において、バルミューダは「高機能デザイン家電」というブルーオーシャンを獲得したもいえよう。

東京・武蔵野の小企業から、新しい日本製家電の潮流が始まろうとしている。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

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