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大手コンビニの相次ぐ「駅ナカ化」の背景 ブランド認知度向上作戦

駅ナカに“日本最小級”のローソンが続々とできている。いわゆる“駅ナカコンビニ”だけでなく、駅のホーム上や改札付近にも小さな店舗ができているのだ。最も小さな店舗は売り場面積が約6.6平方メートルで、“日本最小級”のサイズになっている。ローソンは今後も駅ナカへの出店を進めていく計画だが、目先の売り上げ増だけでなく、長期的な布石も踏まえた戦略だという。
(中略)
今後、少子高齢化や都市部への人口集中により、車の所有者は減り続けるとみられている。すると、鉄道やバスといった公共交通機関を利用するお客が増えることになる。
お客の“動線上”にローソンの店舗をつくることには、さまざまなメリットがある。例えば、「ローソン」の看板を目にする機会が増えることで、ブランドに対する認知度が向上する。さらに、駅ナカ店舗でローソンの新商品を目にしたり、購入したりすることで、別の店舗での購買につなげられる。新たなサービスを提供したり告知したりする場になりうるのだ。
(IT media 2019/2/20
駅ナカで売れる“三種の神器”に変化 商機を見いだす“ローソンの野望”)

ホームや改札口などに立地する売店、いわゆる駅ナカコンビニといえば、多くの人がKIOSKを思い浮かべるだろう。ところが大手コンビニ各社が、相次いで「駅ナカ化」へ乗り出している。これは駅ナカに対するニーズが「タバコ・雑誌・新聞」という“三種の神器”から、携帯性の高い食品(おにぎりやパン)、あるいは日用品へとシフトしてきたことが背景にあるという。

ニュースの中では「ブランドに対する認知度が向上する」と簡単に書いている。しかしローソンほど有名なら、知らないという人はほとんどいないと思われるから、その後に続くほうが真の狙いなのだろう。つまり、駅ナカで見た商品を別の店舗で購入してもらうことだ。

一方、開店したばかりの無名の店舗にとっては、「認知度」を向上させる施策はさらに重要になる。お店を一度覚えてもらっても、忘れられてしまう可能性が高いからだ。消費者に覚えていてもらうためには、お店を繰り返し認識してもらうことが必要だ。この「再認」の機会が多ければ多いほど、消費者の頭の中でそのお店のイメージは強固になっていく。

 

BRANDINGLAB編集部 執筆
株式会社イズアソシエイツ

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