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甘い夜に、〆のパフェ

新橋駅から徒歩2分という便利な立地にある第一ホテル東京のカフェバー「トラックス」では、「〆のお茶パフェ」と題して、夜限定パフェを提供中です。和風グラノーラをベースにホイップや白玉、抹茶とほうじ茶のアイスなど和テイストなパフェを楽しめますよ。 また、同店では料理の持ち込みや出前も可能。

新橋の第一ホテル東京2階にあるカフェバー「トラックス」では、夜限定のパフェ「〆のお茶パフェ」を販売中です。和風グラノーラをベースにホイップクリームやフレーク、あずきに白玉、抹茶とほうじ茶のアイスクリームがトッピングされた和風のパフェ。1日10食限定で提供されています。

第一ホテル東京の2階にあり、窓からは東京のビルの景色や電車の行きかう様子を見渡すカフェバー「トラックス」。午後のティータイムのほか、17時以降はアルコール類のバーに加え食べ物がセットになったパーティープランも用意。大人な雰囲気の落ち着いたカフェバーです。

2019年8月8日 エキサイト ニュース
飲んだ後のお楽しみ。大人の「夜パフェ」をカフェバーで

飲んだ後の〆の飲食といえば、長らくラーメンが定番であった。

しかし、昨今ではそれに代わって、様々なものが〆の一品して用いられ始めてきている。その中でもじわじわと拡大してきているのが、「夜パフェ」の世界である。実際に、北海道では札幌シメパフェなどのウェブサイトも開設され、観光プランが組まれるほどの人気となっている。

札幌シメパフェ
https://sapporo-parfait.com/

東京でも、夜パフェは人気が上昇してきており、居酒屋のパフェメニューが拡充されたり、夜パフェ専門店が複数オープンしている。今回の記事においても、ホテルのカフェバーでメニュー提供されるなど、夜の飲食市場においては、今後拡大の見込まれる商品となってきている。

ここまで夜パフェがブームとなってきているのは、女性とSNSの影響が大きい。夜パフェはラーメンと違って、可愛くておしゃれなメニューなので、SNS映えする逸品となるのだ。それでいて、各店の個性が程よく反映されており、フルーツを用いるなどでヘルシー感と適度な満腹感を満たすことが可能になる。

元々は、北海道のカフェが火をつけたと言われている、夜パフェの世界。地域発のイノベーションが各地に分散し、新たな市場を切り開くという、マーケティングの好事例である。

 

武川 憲(たけかわ けん)執筆
一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会 シニアコンサルタント・認定トレーナー
株式会社イズアソシエイツ シニアコンサルタント
MBA:修士(経営管理)、経営士、特許庁・INPIT認定ブランド専門家(全国)
嘉悦大学 外部講師

経営戦略の組み立てを軸とした経営企画や新規事業開発、ビジネス・モデル開発に長年従事。国内外20強のブランド・マネジメントやライセンス事業に携わってきた。現在、嘉悦大学大学院(ビジネス創造研究科)博士後期課程在学中で、実務家と学生2足のわらじで活躍。
https://www.is-assoc.co.jp/branding_column/

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