ガーナ(ロッテ)
- カラー

板チョコの棚で、ひときわ目を引く真紅の箱。ロッテ「ガーナ」の赤は、半世紀以上ほとんど変わらない。この色そのものが、ブランドの記憶装置になっている。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性があることをご了承ください。
背景
ガーナミルクチョコレートの発売は1964年。当時の板チョコは、中身を想起させる茶色系のパッケージが主流だった。後発だったロッテは、先行メーカーに埋もれないよう、あえて茶色を捨てて赤を選んだという。2024年には発売60周年を迎え、赤い箱はロングセラーの象徴であり続けている。
戦略意図
色は、文字を読む前に伝わる最速のブランド要素だ。ガーナは「赤=ガーナ」という結びつきを、何十年もかけて生活者の記憶に刷り込んできた。
パッケージだけでなく、広告やバレンタイン施策に至るまで一貫して赤を貫くことで、棚でも売り場でも一瞬で自社を指し示せる“色の資産”を築いている。
パッケージだけでなく、広告やバレンタイン施策に至るまで一貫して赤を貫くことで、棚でも売り場でも一瞬で自社を指し示せる“色の資産”を築いている。
表現意図
赤は、情熱・温かさ・おいしさを想起させる色でもある。カカオ豆に注ぐ作り手の情熱、そして高度経済成長期の日本を彩った華やぎ。
茶色があふれる棚で赤を選んだ判断は、単なる目立ちではない。「変えない勇気」でブランドを一貫させ続けた結果として、色そのものを唯一無二の識別記号へと育て上げた。
茶色があふれる棚で赤を選んだ判断は、単なる目立ちではない。「変えない勇気」でブランドを一貫させ続けた結果として、色そのものを唯一無二の識別記号へと育て上げた。
真のブランディングは、正しいブランド理解から
“なんとなく”を、言語化する資料集。
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読むだけで、終わらせない。