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BASE FOOD(ベースフード)

  • ブランド名

パスタやパンといった毎日の主食を、そのまま「完全栄養食」に変える――。BASE FOOD(ベースフード)は、商品名でありながらカテゴリーそのものの名前として機能してきた。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性があることをご了承ください。
背景
ベースフード株式会社は2016年に設立され、翌年に麺「BASE PASTA」で市場に参入。その後パンの「BASE BREAD」、クッキーの「BASE Cookies」へと広げ、2022年には東証グロース市場に上場した。サプリやドリンクではなく、習慣を変えずに食べられる「主食」に栄養を載せるという発想が出発点にある。同社は栄養を水道や電気のような「インフラ」と位置づけ、土台=BASEという言葉に思想を込めている。
戦略意図
「完全栄養食」という概念は当時まだ一般に浸透しておらず、語る言葉も売り場も存在しなかった。そこで機能を直接名前に冠する。BASE(土台)+FOODは、何の商品かを説明する前にカテゴリーの輪郭を提示し、ブランド名が新カテゴリーの旗印を兼ねる構造をつくった。固有名としての独自性より、機能を即座に想起させる「分かりやすさ」を優先した判断だといえる。
表現意図
英単語2語の短い組み合わせは、覚えやすく口にしやすい。BASE PASTA、BASE BREADと「BASE+主食名」で派生でき、増える商品群を一望できるブランド体系を支える。機能定義型ネーミングは陳腐になりやすい一方、カテゴリーを自ら定義する企業にとっては、名前そのものが市場をつくる旗印となる好例だ。