CASE STUDYブランド要素・ブランド体験事例
RVパーク
- ロゴ
日本RV協会と株式会社ローソン、グローリー株式会社の3社が連携。コンビニエンスストアで車中泊を行う試みがスタートしています。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
数年前からのアウトドア人気の影響か、キャンピングカーを愛用する人が増えています。これにより車中泊もカルチャーの一つとして根付きつつあります。車で寝るのはパーソナルスペースを保ちつつ、ならではのスタイルを楽しめるから。車中泊を楽しみたい人をターゲットに、ローソンが駐車場の一角を、車中泊施設『RVパーク』として提供しています。
戦略意図
車中泊を快適に過ごすには、ただ駐車できるスペースがあればいいというわけではありません。トイレが使用できたり、生活に必要最低限なものを揃えられたりするなどの条件がいります。コンビニエンスストアはこれらを満たすピッタリな場所ですよね。ローソン側にもメリットがあり、夜に空いている駐車スペースを埋めることができ、ドリンクや下着などの生活必需品の売上アップにつなげられるというわけです。しかもこの事業をスタートするにあたっての追加投資は特に必要ありません。
表現意図
日本RV協会が認定した施設にはロゴが入ったステッカーやのぼりを発行。このロゴが目印となり、『RVパーク』で安心して車中泊が楽しめるというわけです。駐車しては行けない場所で車中泊をする、間違ったカルチャーが広まらないためにも、このロゴを目印にすることはいいことかもしれませんね。コロナ禍が落ち着き、インバウンドの需要が高まってホテルの宿泊費が高騰する中、『RVパーク』のニーズは今後さらに高まる気配がします。