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SUBWAY

  • ブランド体験

『SUBWAY』が変わった?今回は『SUBWAY』の日本橋兜町店に行ってきました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『SUBWAY』は言わずと知れたファストフードチェーンのブランド。日本ではサントリーホールディングスが運営をした後、日本サブウェイ合同会社が運営を行っていました。そして、2024年に外食産業を中心に事業を展開しているワタミが買収しました。ワタミが培ったノウハウで『SUBWAY』がどう変わるか?大きな話題となりました。
ブランド・アイデンティティ
『SUBWAY』とファストフード競合店との差は、やはり野菜でしょう。「野菜がとれるファストフード」であることをこれまで以上に前面に押し出しています。さらには、弱点にも着手。『SUBWAY』はコーヒーが美味しくないという意見が少なくありませんでした。そこで、メインとなるサンドイッチとの相性を追求。3つの種類の豆をブレンドすることで新たなコーヒーを生み出しました。外食産業において豊富な経験があるワタミだからこそできるブランド再生かもしれません。
購入/体験前(Before)
ワタミによる買収は、経済ニュースとして多く取り上げられました。新聞や雑誌、WEBなど、各種媒体に掲載されました。XやInstagramといったSNSにおいて、自ら商品やサービスに関する情報を発信しています。投稿画像はデザインが凝らされていて、ブランディングに対する意識の高さがうかがえます。
購入/体験時(Experience)
日本橋兜町店へ。平日の昼間だったからでしょうか?店先には列ができていました。並んでいる人はスーツ姿で、男女比は半々といったところです。サンドイッチはベジーデライトをオーダー。サイドメニューにポテトドリンクセットを頼み、ドリンクはもちろんコーヒー。ベジーデライトは野菜を挟んだシンプルなメニューですが、野菜がシャキシャキで美味しい。そして、コーヒーは変な苦味がなく飲みやすい。生まれ変わった『SUBWAY』を堪能しました。
購入/体験後(After)
ファストフード店として人気がいまひとつというイメージがありましたが、実際に店舗に行って覆りました。リブランディングは成功し、人気をすでに獲得していました。味がすばらしいだけではなく、セレクトできる楽しみを感じました。オーダーの際、パンやドレッシングなど、種類を選ぶことできます。日本橋兜町は対面のオーダーでしたが、今後はタッチパネルでオーダーできる店舗が増えるようです。セルフオーダーシステムの積極的な導入などにより、サービスがさらに向上してく『SUBWAY』に今後も注目です。