日本ハムファイターズ
- ロゴ

札幌ドームからエスコンフィールドへ。『日本ハムファイターズ』のブランディングに迫ります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
かつては札幌ドームを本拠地としていた『日本ハムファイターズ』。自前の球場ではなく、年間契約で借りていた球場でした。使用料が年々上がり、収益が伸び悩んでいました。またドーム内の一部の席からは、野球のプレイが見づらいという問題がありました。札幌ドームは決して野球専門のドームではないので構造的な問題があったのです。イベント開催においても契約上の制約があり、思うようなファンサービスができていませんでした。
戦略意図
札幌市から北広島市へ。北広島市という地名を聞いたとき、聞き覚えがないという方もいたことでしょう。全国的にあまり有名でない北広島市は、野球を核とした地域振興プロジェクトを計画。商業施設や宿泊施設、キャンプ場なども併設され、経済を活性化する戦略がありました。ファンサービスの質を上げたいという『日本ハムファイターズ』とウィンウィンの関係となり、自前の球場であるエスコンフィールドにてチームは生まれ変わりました。
表現意図
監督に新庄氏を迎え、イメージを明るく。ペナントレース順位も年々上がってきています。そして、何より球場来場者が増え、収益がアップ。自前の球場によるボールパーク構想の成功例と言えるでしょう。『日本ハムファイターズ』の象徴であるロゴは、北海道旗の七光星と、ファイターズの「F」の文字がデザイン。ロゴやユニフォームを一新したことで、見た目においても新生『日本ハムファイターズ』のアピールにも成功しているでしょう。