タカナシミルクパーラー
- ブランド体験

タカナシ乳業が運営する『タカナシミルクパーラー』へ。横浜に行ってきました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
タカナシ乳業は神奈川県横浜市に本社を置く総合乳業ブランドです。国内の乳業界においては準大手というポジションで、明治、森永、雪印メグミルク、江崎グリコに続く5番手のシェアを誇ります。横浜市の食品業界においては最大手であり、Jリーグに加盟する横浜F・マリノスのオフィシャルスポンサーを務めるなど、横浜との関わりが強いという特徴があります。
ブランド・アイデンティティ
タカナシ乳業が運営する『タカナシミルクパーラー』では、ソフトクリームやバターサンドなどの加工品を楽しめます。「もう一度、ミルクに恋をする」がコンセプト。子どもの頃はよく牛乳を飲んでいたという方は多いのではないでしょうか。しかし、大人になるにつれて徐々に牛乳を飲まなくなる傾向にあります。牛乳離れしてしまった大人に、もう一度、牛乳を味わってもらおう。そのまま飲むには抵抗があるかもしれないので、ソフトクリームやバターサンドとして味わってもらおう。そのための直営店であることがうかがえます。
購入/体験前(Before)
タカナシ乳業といえば、上品で爽やかなイメージを思い浮かべる人は多いでしょう。コーポレートカラーをフレッシュなイメージを表すブルーにしていることが大きな要因の一つで、また横浜という港町独特のオシャレな雰囲気も影響しているでしょう。インスタグラムで情報発信していますが、投稿はそこまで積極的ではありません。情報発信を積極的に行わなくても、ある程度、来店者が見込めるからかもしれません。
購入/体験時(Experience)
『タカナシミルクパーラー』は高島屋の食品売り場の中にあります。バターサンドを買いました。サクサクとした食感で、上品な味わい。これなら、大人も楽しめます。ターゲットは意識が少し高めの大人の女性といったところでしょうか。牛乳を卒業しても、タカナシ乳業を卒業させない。そんな工夫を感じました。
購入/体験後(After)
タカナシ乳業は『タカナシミルクパーラー』だけではなく、赤レンガ倉庫に『ミルクマルシェ』やみなとみらいに『タカナシミルクレストラン』といったお店を営業しています。ブランディングにあたって、横浜というエリアを大事にしているのがわかります。また店舗を構えることによって、顧客に牛乳をベースとして使った料理を提供し、接点のバリエーションを増やしていることがうかがえます。牛乳という可能性を広く考え、チャレンジしているブランドであると感じました。