CBOメディア

ネッツトヨタ南国

  • タグライン(スローガン)

日本全国に展開するトヨタ販売会社の中でお客様満足度No.1を、なんと12年連続で獲得しているディラーがあります。それが『ネッツトヨタ南国』です。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『ネッツトヨタ南国』は高知県高知市に本社を置くトヨタ自動車の正規ディーラーで、創業は1980年とトヨタ自動車におけるディーラーでは最後発です。歴史はそこまで長くありません。先輩にあたる他の系列店をごぼう抜きして、抜群の支持を顧客から得るようになった要因は、社員の幸せを第一に考えた経営理念を、創業時から貫いてブランディングしている点にあるようです。
戦略意図
社員の自主性を重視し、「組織図をつくらない」「社長室をつくらない」「多数決をしない」など、企業の多くがやっていることをしないで、社員を見守り、信頼し、考えさせるようにしています。中でも大事にしているのは新入社員に「教えない」ことで、上司や先輩はヒントすら与えないようにしているそうです。こうなると自分で考える他ないですよね。遠回りのように感じますが、社員自身が考えて行動し、失敗しても自ら改善しない限り、真の成長につながらない。今すぐ良い結果を手に入れるのではなく、失敗を許容して将来を見据える。まさに社員が成長して幸せになるためにつくられた風土であるでしょう。
表現意図
社員の成長が組織の成長となり、やがて顧客へのサービスにつながっていく。『ネッツトヨタ南国』では基本的に値引きは行いません。そのぶんアフターフォローを重視し、質の高いサービスを提供する方針をとっています。スローガンは「いつもミライにワクワクしてる」です。これは外向きだけではなく、インナーに向けてのものであり、社員の自主性を大事にしている企業のメッセージであると感じます。