YEBISU BREWERY TOKYO
- ブランド体験

『YEBISU』のブランド体験施設である『YEBISU BREWERY TOKYO』に行ってきました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『YEBISU』はビールの本場であるドイツから醸造設備を購入したり、醸造技師を招いたりするなどして、本格的なビールづくりをスタート。「本物のおいしさ」にこだわり、1890年に『恵比寿麦酒』として誕生しました。現在は、サッポロビールが製造・販売している麦芽100%のビールのブランドとして、多くの人に愛されています。
ブランド・アイデンティティ
『YEBISU』は「本物のおいしさ」にこだわっているブランドなので、特別なときに飲むというイメージを抱いている人もいるかもしれません。そうすると、顧客とブランドとの接触頻度が少なくなりがち。そこで、ブランドコンセプトを「ちょっとぜいたくなビール」から、「Color Your Time! YEBISU ビールの楽しさ、もっと多彩に。」に変えてリブランディング。ファンコミュニティをつくって相互交流ができるSNSを構築しました。さらに、コロナ禍が落ち着いた2024年のタイミングで、『YEBISU BREWERY TOKYO』をオープンしました。
購入/体験前(Before)
『YEBISU』公式HP内に『YEBISU BREWERY TOKYO』のページがあります。美しいデザインで、ブランド体験施設の概要をわかりやすく伝えています。『YEBISU BREWERY TOKYO』のオープンは雑誌やWEBなどのメディアに多く取り上げられました。施設内では、飲食を楽しめるので、食べログにも取り上げられています。
購入/体験時(Experience)
恵比寿駅で降りて恵比寿ガーデンプレイスへ。そこまでの道のりも『YEBISU』のポスターがいくつも掲載されていて、すでにブランドの世界観の中にいる気がしました。ミュージアムに入ると多くの人で溢れていました。ビールづくりの歴史を知ることができたり、実際に商品を味わったりできます。さらに特別展「美人画で巡るヱビス」を行っていて、有名漫画家とコラボレーションして描き下ろしたデザイン缶が展示されていました。
購入/体験後(After)
恵比寿というエリアとも相まって、オシャレでやわらかな世界観を感じました。味覚で楽しませくれるだけではなく、視覚でも楽しませてくれる場所で、「Color Your Time! YEBISU ビールの楽しさ、もっと多彩に。」というコンセプトを体現したブランド体験施設。ビールというのは単なるアルコール飲料ではなく、カルチャーの一つでもあるのですね。カルチャーと捉えれば、ビールの楽しみ方は広がっていく。コロナ禍を経てリアルな体験の価値が増した世の中で、ブランド体験施設はファンとの接点を持つのに効果的であると感じました。