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不二家

  • ロゴ

お馴染みの『不二家』がリブランディング。100年以上の歴史を誇る洋菓子屋さんのロゴが変わりました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『不二家』には、レトロなイメージがありました。老舗ということからか、メインターゲットの年齢層が上がってしまい、本来のメインターゲットであるファミリー層に対してのアプローチがなかなか進みませんでした。またケーキにはハレのイメージがあるので販売頻度は多くなく、売上がなかなか上がらないという課題もありました。
戦略意図
コロナ禍の影響により笑顔が減ってきた世の中に、「お菓子で世の中を幸せにしたい」という創業当時からの理念をもう一度、体現する。そして、ブランドイメージの若返りを図る。『不二家』はリブランディングを行いました。バウムクーヘンといった焼き菓子にチカラを入れて、ファミリー層に日常的にアプローチ。さらに、冷凍スイーツ自動販売機『FUJIYA CAKE’s STAND』を設置するなど、気軽にケーキを買える環境をつくっています。デザインに関しても着手し、ロゴを刷新しました。
表現意図
注目したのは『ペコちゃん』です。どんな年齢層においても圧倒的な認知を誇り、『不二家』といえば、このキャラクターを連想する方は多いでしょう。『ペコちゃん』の口元、スマイルが「お菓子で世の中を幸せにしたい」という理念と一致するので、これをモチーフにしています。シンプルでありながらキャッチーで可愛くて、何より『不二家』らしいデザイン。また『不二家』の漢字や英字のロゴタイプなど、アイデンティティが混在している悩みもあったので、これを解決して、統一感のあるロゴにもなりました。