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シャウエッセン

  • パッケージ

日本初のオールポークの本格的ウインナーソーセージである『シャウエッセン』。このロングセラー商品がリブランディングを行って、売上を伸ばしています。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『シャウエッセン』は1980年代に、本格的ウインナーソーセージとして登場しました。発売当初、家庭で食べられているソーセージは魚肉ソーセージや赤ウィンナーが主流だったので、差別化がしっかりできていた、衝撃的な商品でした。その味は人気となり、売上は右肩上がり。しかし、時代が進むにつれてヘビーユーザーが高齢化して、若年層にアプローチができていないという悩みが出てきました。
戦略意図
若年層も食べたくなるようなアプローチを開始しました。『シャウエッセンピザ』や『チーズが入ったシャウエッセン』などを発表し、ボイルを推奨していたのにも関わらず焼き調理を全面に押し出した商品も登場。本格的ウインナーソーセージはこうでなければいけないという固定概念を壊し、新たな食べ方を模索して世の中に提案するという戦略です。食べ方を変えると、新たなターゲットにアプローチができ、売上は再びアップしているようです。
表現意図
変革の一環として、パッケージも変更しています。巾着型から長方形に。これは環境負荷軽減のため、パッケージをコンパクトにしたリニューアル。時代の流れを考慮したデザインです。「シャウ、断髪。」というユニークなキャッチフレーズを使った広告表現で話題を呼びました。