とんかつ まい泉
- ブランド体験
1965年に創業し、長い歴史を持つ『とんかつ まい泉』。おいしいとんかつを食べに、ペリエ千葉エキナカ店に行ってきました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『とんかつ まい泉』は1965年に東京で創業され、現在は東京を含む全国に店舗を展開するほどの人気を誇っています。人気の秘密は味。肉と脂のバランスがよい豚肉を使用し、肉の繊維を細かく切ることで、独特のやわらかみを生み出しています。また肉にからみやすい細かいパン粉と長めのパン粉を組み合わせ、サクサクした食感をつくり出しています。
ブランド・アイデンティティ
社内改革を進めています。家業としてのとんかつ屋さんではなく、企業としてさらなる発展を目指してのことです。味を重視することはすばらしいですが、職人気質が強く組織的として経済的に発展していくことが難しくなっていました。そこで、「従業員満足度なくして顧客満足度なし」という考えのもと、人事制度を刷新。年に1回の評価により昇給につながる仕組みなどを取り入れました。社内改革により自ら考えて動く社員が増加。「お客様の美味しい笑顔のために」という企業理念を掲げています。
購入/体験前(Before)
レストランで食べられて、販売店で購入できることはもちろん、オンラインでも注文できます。そのためか、SNSに注力しているようです。InstagramやFacebook、Xを運用しています。また、全国展開している老舗だけあって、メディアで取り上げられることもしばしばです。
購入/体験時(Experience)
ペリエ千葉エキナカ店へ。ここは、『とんかつ まい泉』だけではなく、さまざまな店舗が並んでいます。『とんかつ まい泉』で、名物の一つであるヒレかつサンドを購入。店員の方の接客がテキパキしていて、社員教育がしっかりしているのが垣間見えました。味だけで勝負するのではなく、社内改革を進め従業員満足度を上げた表れの一つであると感じました。
購入/体験後(After)
買ったヒレかつサンドを食べてみると、豚とパンの相性が絶妙。『とんかつ まい泉』では「パン粉付けマイスター制度」を導入しているそうです。パン粉の付け方から揚げ方までのノウハウを学び、実技や筆記試験に合格した社員に与えられる資格です。ただ味にこだわるだけではなく制度化し、クオリティの高さを守っている。人材の成長においても制度化し、組織としての成長を目指している。ブランドをこれからも育てていくために、仕組み化されている魅力をうかがいしることができました。