コメリハード&グリーン
- ブランド体験
ニワトリのマークでお馴染みのホームセンター『コメリハード&グリーン』。市原古市場店へ行ってきました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『コメリハード&グリーン』は全国にチェーン展開するホームセンター。1952年、『米利商店』という米穀商として創業し、1977年にホームセンター業界に参入しました。その名前からわかるように、米どころで生まれた企業で、新潟県に本社を構えます。店舗数は業界No.1といわれ、1,200を超えます。
ブランド・アイデンティティ
「農家のコンビニ」と称されます。生活に不可欠な商品を提供する標準化に加え、農業用品などの専門商品を取りそろえる専門化を兼ね備えているのが特徴です。独自の流通システム網で低コストに農業資材を扱えることから、人口が少ない農村地への出店が可能。これが、店舗数が多い要因の一つでしょう。人口が多い都市部に目を向ける企業が多い中、地方に目を向けることで他社と差別し、地方で勢力を拡大するという戦略です。
購入/体験前(Before)
テレビCMなどのマス媒体で広告をうっているほか、SNSはLINEやX、Facebook、Instagramと満遍なく運営し、YouTubeでも情報発信しています。ただ店舗数が多い割には、SNSのフォロワーの数がそこまで多いようではないようです。他に情報発信としてチカラを入れているのがチラシ。農村地の方からすると、チラシのほうが効果的なものかもしれません。デジタルチラシもあり、パソコンやスマホで見ることもできます。
購入/体験時(Experience)
千葉県の市原古市場店へ。市原市は農村地というよりは都心から少し離れた住宅地です。店先には野菜の苗や農業資材などが並びます。中に入ると、農業用品があり、中にはプライベートブランドもあります。このような商品とは異なり、飲料やペットフード、台所用品などもありました。
購入/体験後(After)
『コメリハード&グリーン』は全店舗すべて同じ品揃えをしているわけではありません。店がある地域によって品揃えを変えています。市原市は都心から少し離れた住宅地なので、農業用品はあるものの、日用品の品揃えの割合を少し多くしているように感じました。また、農業を生業としている方だけではなく家庭菜園を楽しみたい方も使用する品も並んでいました。このあたりのノウハウも独自のものであると感じました。