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焼肉ライク

  • ブランド体験

みんなでワイワイ食べると、より美味しい焼肉。でも、たまには一人で楽しみたい。「一人焼肉」の推奨店である『焼肉ライク』に行ってきました。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
焼肉にはハレのイメージが強いように思います。打ち上げだったりとか、何かいいことがあったりとか、ちょっと特別なことがあった際に、時間をかけてみんなで食べるイメージです。そうではなく、デイリーに、一人で、気軽に食べられる焼肉を。世の中に眠るニーズを掘り起こし、2018年、東京都港区新橋に一人焼肉推奨店『焼肉ライク』がオープンしました。
ブランド・アイデンティティ
飲食店が集まるビルではなく、通行量の多い道路に面した場所に出店しているのが特徴の一つです。通常の焼肉店とは異なり、ファストフード店に近い出店戦略と言えます。来店者からすると、何日も前から予約して食べるというより、その日食べたくなったから入店するという流れがほとんどなので、通行量の多い場所が相応しいのでしょう。安価で気軽に楽しめるスタイルは、まさに焼肉のファストフードです。
購入/体験前(Before)
今までになかった業態に、WEBや雑誌などのメディアからも注目が集まっています。またInstagramやX等のSNSを使った情報の発信にも力を入れているようです。ここ数年、焼肉ライクは業界の常識を大きく超える店舗数の拡大を記録しています。その背景には、コロナ禍により複数名での外食に対する抵抗感があったことも強く影響していると考えられます。
購入/体験時(Experience)
新宿南口店に、平日の13時半に入店。ランチのピーク時を避けたおかげか、並ばずに入ることができました。席は一つひとつ区切られていて、タッチパネルで注文する仕組みでした。水はセルフサービスになっていて、接客を極力減らす工夫が随所にあります。カルビのセットメニューご飯大盛りで注文し、値段は税込850円。ファストフードのハンバーガーセットと同じくらいの値段です。徹底的な工夫による人件費削減によってこの価格を維持していると感じました。
購入/体験後(After)
ランチであることも手伝ってか、ほとんどが一名での来店のように見受けられました。一名あたりの滞在時間はおおよそ30分以内。回転率が鍵になるビジネスであると言えます。また驚いたのは、顧客の男女比がおよそ半々だったことです。男女問わず、潜在的なニーズを掘り起こした業態であるとも感じました。