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BOOK AND BED TOKYO

  • ブランド名

宿泊施設を選ぶとき、どんな基準で選びますか?今回は、一風変わったホステルについて紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
ホステルは、プライバシーを大事にした室内空間を提供するホテルとは異なり、宿泊者同士のコミュニティ形成の場を提供している施設をさします。このホステルという業態において、珍しいコンセプトを掲げて注目を集めるブランドがあります。『BOOK AND BED TOKYO』です。コンセプトは「泊まれる本屋」です。
戦略意図
小説からコミックまで幅広いジャンルの本が並ぶ、巨大な本棚。この中に、ベッドが埋め込まれている構造です。このホステルの特徴の一つは、デザイン性が高い内装に、本が美しく並んでいる点。本好きにはたまらない空間であることはもちろん、本をそこまで読まない人にとっても文化的かつ非日常的な空間を楽しめます。また宿泊なしで利用することも可能で、昼間は共有スペースでカフェをしながらゆったりと読書ができます。常に稼働し、売上が見込める仕組みのようです。
表現意図
コンセプトの「泊まれる本屋」そのままに、このホステルのブランド名は『BOOK AND BED TOKYO』です。他にないコンセプトだけに、ストレートなネーミングのほうが伝わります。このホステルはSNSを中心に情報が拡散され、評判を呼び、大阪の心斎橋にも進出しています。