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洋服の青山

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「出勤はスーツで」は一昔前。ラフな格好で出勤するビジネスマンが増えてきているだけではなく、在宅勤務が増えている中、スーツ市場は縮小する傾向にあります。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
言わずと知れた紳士服の店『洋服の青山』。高度成長期において店舗数を増やし、バブル崩壊後も勢いはとどまらず売上は上がっていきました。その勢いが止まったのはコロナ禍の時期で、世の中の働くスタイルが急速に変わったので、そこについていくことができずにいました。世の中の動きより、競合他社を強く意識してビジネスを展開していたので、うまく対応できずにいたのです。
戦略意図
競合他社に目を向けるのではなく、社内の意識を変えるところからリブランディングをスタート。売上アップはひとまず置いておいて、世の中を良くすることをポイントに置きました。社会課題を一緒に解決しようと、社外の人との交流が増え、社員の視座が上がっていきました。そして、できあがった新商品がテレワーカー向けジャケット。カーディガンのような着心地で、軽くて動きやすいジャケットです。改革から生まれた新商品は、世の中から多くの支持を集め、会社は業績の回復に向かっています。
表現意図
『洋服の青山』は2024年に創業60周年を迎えることをうけ、新ブランドスローガン「スーツに、もっと進化を。」を発表しました。ここで言うところの進化とは、スーツにおける「エコ・リサイクル」、「機能・スタイリング」、「コストパフォーマンス」の3つであるとしています。2024年はこの新ブランドスローガンを掲げ、様々な周年事業を展開していくようです。