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武田塾

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授業をしないで、どうやって塾が成り立つの?革新的ともいえる方針で、事業を拡大している学習塾『武田塾』について紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
『武田塾』が誕生したきっかけは、創業者が大学生のときに学習塾のアルバイトをしている際に、事業モデルに疑問を感じたから。授業の受講者数を増やすことで収益を上げる仕組みであるため、生徒が復習のための自学自習ができないほど朝から晩まで授業がビッチリ。本来の目的は、授業を数多く受けることではなく、学力をアップして志望校に受かることだと考え、新たな事業モデルを掲げました。
戦略意図
偏差値を上げるためには「わかる・やってみる・できる」の3ステップが必要と考え、「できる」の到達のためには1冊の参考書を完璧に身に付けることが重要で、授業を受講するより、主体的に学ぶ自学自習の時間が欠かせないと考えたのです。つまり、学習を受動的なものから能動的なものすることが、学力アップの近道という方針。合格までのステップを徹底管理し、質問に答えたり、勉強法のアドバイスをしたりするなど、生徒の伴走をします。
表現意図
スローガンは「日本初!授業をしない。」です。このスローガンを見ると、「じゃあ、どうするの?」という疑問がわき、その学習方法に興味が出てきます。インパクトがあって、キャッチーなスローガンです。デジタルが発展して検索すれば多くのことを知れるようになった時代、ただ教えるだけは学習塾としてのニーズがおそらく見込めないでしょう。時代にもマッチした戦略であり、表現であると感じました。
 
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