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DOLBY

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ドルビーラボラトリーズという米国の企業をご存知でしょうか?ご存知なくてもロゴマークを見れば、「どこかで見たことがある!」といった方がきっと多いでしょう。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
ドルビーラボラトリーズは音響技術に関わる研究・開発を行っている米国の企業で、1965年に設立。有名なのはノイズを低減するノイズリダクション技術です。いわゆる「サーッ」というヒスノイズを大幅に抑制する雑音低減技術で、このテクノロジーは1960年代の音楽界に多大な影響を与えました。1970年代には映画界にも進出し、上質な映画サウンドの提供に多大な貢献をすることにより、音響のパイオニアとしての地位を築きました。
戦略意図
技術の研究・開発だけではなく、ライセンスビジネスで『DOLBY』というブランドづくりにおいても成功。その象徴がロゴマークです。映画を見ていると、エンドロールでスクリーンに映し出されるロゴマークを見たことがある方はきっと多いでしょう。ロゴマークがついていることが、高音質性を保証する印。それをスクリーンに映し出すことで、取引先の企業だけではなく、エンドユーザーまで認知が広がるというわけです。
表現意図
『DOLBY』のロゴマークは、頭文字の「D」を左右対称に配したデザインで、通称『ダブルD』と呼ばれています。シンプルで、万人にインプットされやすいデザイン。音響に関する技術で、いい音を楽しみたいという需要に応え、今では家庭でも楽しめるDVDプレーヤーやゲーム機など数多の製品に搭載され、この『ダブルD』はさまざまな機器において見ることができます。
 
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