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永谷園

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「味ひとすじ」を理念に掲げる永谷園の成長の秘訣。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
永谷園ホールディングスは家庭用食品事業、業務用食品事業、中食事業、海外事業などさまざまな事業を展開しています。「お茶づけ海苔」や「松茸の味お吸いもの」「あさげ」など、人々に愛され続けるロングセラー商品を創出してきました。少子高齢化、若者の和食離れといった厳しい市場環境下でも成長を続ける秘訣に迫ります。
戦略意図
「味ひとすじ」、この企業理念は創業者である永谷嘉男と社員が育ててきた「永谷園ブランド」を体現した言葉です。創業から2年目、主力商品である「お茶づけ海苔」と同じデザインのコピー商品がライバル社から発売され、業績が悪化するというピンチを迎えました。この出来事が、永谷園ブランドを育てるキッカケになったのです。「永谷園ブランドを選んでもらうにはどうしたらいいか」。その答えは、当時料理屋でしか食べることができなかった美味しいお茶づけを家庭でも味わえるようにと開発した「お茶づけ海苔」にありました。人々に美味しいモノを届けるという想いとそれを実現するために培ってきたモノが「永谷園ブランド」の原点です。
表現意図
永谷園ブランドとは、「お茶づけ海苔」の誕生と成長の過程で培われた「オリジナリティのある開発力」「アイデアを形にする技術力」「お客様に届ける営業力」よって確立されたのです。社員が一丸となって、おいしさを追求し、世の中に広く知ってもらうための努力を重ねる。その一歩一歩の積み重ねが「味ひとすじ」という理念になったのです。
まとめ
科学技術の進歩や価値観の多様化、食の安全や地球環境に対する意識など、食品業界を取り巻く状況は目まぐるしく変化しています。しかし、どのような時代においても、今までにないもの、お客さまに「なるほど!おいしい」と感じてもらえるもの、他社が真似できないものを出し続けようという「味ひとすじ」の精神を社員が大切にする限り、顧客が永谷園から離れることはないでしょう。
 
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