CBOメディア

LINE

  • ブランド名
LINEロゴ

若い世代から年配まで多くのユーザーが利用しているチャットアプリがLINEです。日本国内だけでユーザー数は9000万人以上(2022年4月発表)。インフラと言ってもいいほど普及が進んでおり、他のSNSに比べて年齢層が高いことも特徴の一つです。 もはや使っていない人を探すほうが難しいとも思えるLINEですが、誕生してからたったの10年と少ししか経っていません。どのような想いのもとで生まれ、短い期間で広く受け入れられ浸透していったのでしょうか。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
LINE株式会社が開発・運営しているLINEがリリースされたのは、2011年の6月でした。遡ること半年前の2010年末から開発プロジェクトがスタートし、サービス内容の検討とブラッシュアップが行われている2011年3月11日に東日本大震災が起きました。当初は写真共有アプリという方針で開発が進んでいましたが、震災の中でメッセージアプリの必要性が高まっていると判断し、大きく舵を切ることになったのです。
戦略意図
ネットさえ通じていれば、連絡できる。そんなシンプルなサービスを目指して開発が進められました。とにかく早くリリースすることを優先したため、当初は文字が送れるだけの機能のみ。WhatsAppやカカオトークのように、海外にはすでにメッセージアプリが存在していましたが、それらを参考にするのではなく、日本ユーザーのニーズに合わせたアプリとしてUIや機能がゼロから作られ、リリース後も現在に至るまでブラッシュアップされ続けています。
表現意図
このメッセージアプリは「人と人を結ぶ線」という想いを込めて『LINE』と名付けられました。いつでも友人と繋がれる。たとえ電話が繋がらない非常時でも、安否確認ができる。そんな一本の線をイメージさせる、シンプルで強いネーミングです。
まとめ
リリースから4ヶ月後の2011年10月に無料通話とスタンプ機能が実装され、LINEとしてのオリジナリティが徐々に確立していきました。それに合わせてユーザー数も跳ね上がり、12月には1000万、翌年の2012年3月には2000万を超えました。それから現在に至るまで、様々な機能が追加されてきました。「人と人を結ぶ線」というコンセプトはぶれることなく、より便利なサービスとして進化しつづけています。
 
一覧へ戻る