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食べチョク

  • ブランド体験

『食べチョク』は、そのネーミングが表す通り、生産者が消費者に食べ物を届けるオンライン・マルシェ。実際に下記にアクセスして、野菜を購入してみました。
『食べチョク』のECサイトにアクセスしたい方は、こちらをクリック!
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
農業の流通ルートのほとんどは、中間事業を営む団体・企業をいくつか挟みます。そのため、生産者の手元に入るのは販売価格の約3割と言われています。さらに、販売価格を生産者自身で設定することもできません。これが、農業の担い手が減っている原因の一つ。農業を盛り上げよう、生産者に貢献しようと生まれたのが『食べチョク』です。
ブランド・アイデンティティ
「生産者ファースト」の理念を掲げています。生産者は自分で販売価格を設定して出品し、生産者一人につき一つのページが用意され、そこでこだわりなどを伝えることでき、生産者には販売価格の8割が残る仕組み。さらに、購入に関するトラブルが起きた際は仲介に入って解決するまでサポートしたり、天候不良をはじめとする非常事態時の支援をしたりするなど、『食べチョク』は「生産者ファースト」の理念に沿ったサービスを行っています。
購入/体験前(Before)
『食べチョク』といえば、ロゴマークが入ったTシャツが思い返されます。このTシャツを着た社長がさまざまなメディアに露出し、社長自らが広告塔として活躍。テレビCMやSNSもうまく使い、認知度を上げていった印象があります。加えてコロナ禍の影響からオンラインでの買い物が増え、急速にスケールしていった印象もあります。
購入/体験時(Experience)
「野菜 通販」で、グーグルで検索すると、1ページ目の一番上に『食べチョク』が出てきます。SEO対策もきっちりできているのも売上が伸びている一因でしょう。立ち上げ当初の販売は青果のみでしたが、現在は魚や肉なども並んでいます。その中から、今回は野菜セットをセレクト。デザインはシンプルで選びやすいECサイトです。
購入/体験後(After)
「生産者ファースト」を掲げても、消費者にとって価値がなければ、生産者の利益につながりません。『食べチョク』はこの点を解消し、オンライン・マルシェに消費者が集まる仕組みを構築。デジタルを通して、生産者と消費者がほぼ直接的につながれます。『食べチョク』のネーミングにふさわしい、この流通事業は今後も需要があるビジネスと感じました。
 
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