マクドナルド
- シングル(音楽)
世界中のマクドナルドのおなじみフレーズとなった「I’m Lovin’ It」と、聞き覚えのある「パラッパッパッパー」あのリズム。20年以上にわたって使用されており、聞くと思わずマクドナルドへと行きたくなるサウンドロゴを紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
このキャンペーンを打ち出した2003年は、マクドナルドの株価が暴落した時期。マクドナルドはそんなネガティブなイメージを払拭するために、史上初となる世界的キャンペーンを打ち出すことに。それが「I’m Lovin’ It」キャンペーンです。そして、インパクトを与えるために起用されたのが、当時から絶大な人気を誇っていたジャスティン・ティンバーレイクでした。
戦略意図
はじめにファレル・ウィリアムスらにキャンペーンに関連させた楽曲づくりの依頼がかかり、彼らが作り上げた「I’m Lovin’ It」をオリジナルシングルとしてジャスティン・ティンバーレイクがリリースすることに。その楽曲が大ヒットすると、約1ヵ月後にマクドナルドは満を持して「I’m Lovin’ It」のグローバルキャンペーンを正式発表。綿密なキャンペーンの計画が組まれた上で発表されたサウンドロゴだったのです。
表現意図
Justin Timberlake / I’m Lovin’ It を聴けばすぐにわかります。曲の冒頭に女性が「パラッパッパッパー」と言っています。これがのちにマクドナルドのCMの最後に流れる「パッパッパッパー」になったのです。また、この曲名である「I’m Lovin’ It」という言葉もタグラインとして使われていました。ジャスティン・ティンバーレイクが歌うことで、世界的に広い認知の獲得につながりました。