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株式会社あきんどスシロー

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1984年に一軒の立ちすしから始まった株式会社あきんどスシロー。新鮮・清潔・工夫・スピードに加え、地域ごとのニーズに合わせた仕入れと商品、サービス提供により、顧客へ驚きと感動を届け続けている同社の創業から変わらない想いを企業理念と共に紹介します。
≪注意書き≫本記事は各ライターによる情報収集によって作成されているため、主観や意見、事実と異なる文言が含まれている可能性をあることをご了承ください。
背景
回転すし事業への一歩を踏み出した1980年代は、価格競争が激しく、回転すしは安価であるが低品質というイメージがありました。このような時代背景のなかで、原点となった想い「うまいすしをより多くの人に気軽に食べて欲しい」を実現するために、スシローの挑戦が始まります。
戦略意図
バブル崩壊後の1990年代以降、回転すし業界は味や値段だけでなく、多種多様なサービスを仕掛けるようになっていきました。競合が低価格やエンタメ性などを切り口に展開する一方でスシローはすしの持つうまさと楽しさにこだわり、食材原価約50%への挑戦、セントラルキッチンを廃止し店内調理を強化、ビッグデータやITシステムの利用による低価格・高品質の実現といった細部に至るまで、試行錯誤を繰り返してきました。これらの基盤となる想いが企業理念には込められています。
表現意図
スシローではネタだけでなく、しゃり・わさび・しょうゆ・お茶も厳選。さらに仕入れたネタの店内調理後は、ICチップ付の皿により単品ごとの管理を可能に。売れ筋をリアルタイムで確認したり自動廃棄対応したり、鮮度の高い食材を迅速・丁寧に届けることを実現しています。また、うまいすしを提供するためには、顧客のお腹を満たすだけでなく心も満たすことが必要不可欠であるという発想から清掃や接客にも配慮。こんなにうまいすしが、この価格?!といった驚きと喜びを提供し、理念を体現化しています。